GREAT EARTH 宮崎ライド その10 帰路とまとめ編

前回はゴール会場での地鶏炭火焼などを紹介しました。
GREAT EARTH宮崎ライドはこれにて終了です。
あとは無事に帰宅することを残すのみ。

まずは宮崎空港まで自走です。

宮崎空港まで

ロングライドは125kmでしたが、そんなに疲れているわけではありません。
会場の宮崎サンマリンスタジアムから宮崎空港までは約5kmの平坦路ですから、
体力には問題なし。

朝も自走で4kmちょっと走っているので、
この日は合計約135kmほどの走行になりました。

帰路スタート

すっかり楽しんだGREAT EARTH宮崎ライドを名残惜しみつつ、
帰路につくことにします。




サンマリンスタジアムに入ってきたところから外に出て行きます。
他の参加者もほとんどゴールしたのか、
もうあまり帰ってくる人はいません。
制限時間まであと1時間もあるんですけどね。




国道220号・宮崎南バイパスに沿って走ります。



バイパスに上がるところ。
歩道には自転車通行可の標識がありますが、
車道側には特に自転車や軽車両進入禁止の標識はありません。
宮崎南バイパスは自転車も通行できるんですね。




おそるおそる上ってみます。




上ってみると、案外普通の道でした。
背の高いヤシの木で中央分離帯を構成してあって、
とても素敵な景観の道路です。

ただ、ちょっと空模様が怪しい。
これは空港まで急いだ方が良さそうです。
平坦とは言え少し向かい風の中、
最後の力を振り絞ります。



道路わきに花が植えてある区間もあって、
交通量が多く速度も出せそうな国道にしてはこじゃれています。




まずいまずい、天気が更に悪くなってきましたよ。
心なしか雨が降っているようにも感じます。
急げ。
安全第一、速度第二で急ぎましょう。




宮崎南バイパスを下りました。
雨が少し強くなってきたでしょうか。
アクションカムの写真の中央にも、よくみると水滴が付いているのが分かります。
でももうここまで来れば空港まであと少し。



空港が見えてきました。
雨粒が段々大きくなってきて、
そろそろ本気で雨が降ってきています。
写真の水滴もおおきくなってしまいました。




というわけで、なんとか本降りになる前に宮崎ブーゲンビリア空港に到着。

宮崎ブーゲンビリア空港

飛行機は19:50ですから、まだまだ時間があります。
まずは腹ごしらえです。



チキン南蛮は既に食べましたし、
何にしようか迷った結果、
レストラン・コスモスで宮崎牛丼をいただくことにしました。


食事の後はもうどこかに行く気になりません。
待合スペースで寝るのでもいいかと深く考えていませんでした。



でも最近の空港は、
モバイラーが時間をつぶしやすいようになってますね。
カウンター席にはコンセントがあって、
無料で使えるWi-Fiも飛んでいるので何も困ることがありません。

GE宮崎ライドで撮った写真の整理もはかどります。

搭乗時間まで時間をすごして、離陸は少し予定より遅れたものの無事搭乗。
飛行機ではほぼ眠っていました。

まとめ

恒例の、まとめになっていないまとめ。
感想文ともいいます。
最近は重箱の隅つつきになりがちなので気をつけないと。

コース

コースは序盤の日南海岸、特にフェニックス公園前後はとても綺麗です。
自転車乗りなら一生に一度は走るべき道路と言っても過言ではないでしょう。

大戸野越に上る道も色々な景色が楽しめました。
山に川にと様々な景色の移り変わりを楽しめます。

序盤は海、後半は山を楽しめる、一粒で2度おいしいコース設定ですね。



ただ、主につなぎの区間だと思うのですが、
交通量の多い区間がたびたびありました。
私は普段交通量の多いところを自転車通勤しているので個人的には構いませんし、
参加者の多くは同様に問題ないと思います。

自転車を買って間もない方や、
土日のサイクリングしか走らない、イベントしか走らない、
そんな方々にとっては少し怖いかもしれません。

が、それはそんなに問題ではないでしょう。
初心者でもきちんと車道左側をキープして走れば大丈夫。


車の立場から考えてみましょう。
狭い道では自転車は1台でも追い抜きに気を遣うのに、
自転車イベントで集団になっているのですね。
車の追い抜きやすい集団数などに気を遣いながら走れる人は少ないので、
地元に負担をかけている面が多少あるかなとは思いました。

普段から集団走行している、チーム練をしているような人は、
イベントでも大きな集団を作ってしまいがちです。
チーム練の大集団も十分迷惑ですが、
イベントではイベント運営に迷惑がかかるのでやめましょう。

エイドステーション

エイドステーションの間隔はかなり理想的だったと思います。
第1区間だけ短めで、
あとは20～30kmとサイクリングに程よい長さ。
もちろん、それより頻繁にあっても立ち寄らなければいいだけなのですが。

最初のエイドのトイレがもう少し人数集中に見合った数であればよかったと思います。


エイドの補給食も最初は軽いものから始まって、
各エイドで炭水化物を取れるようになっていました。
もう少し量が増えると嬉しいですが、
あくまでもロングライドイベントですから、贅沢はいえません。





どんなロングライドイベントでもそうですが、
エイドの方々はとても親切にしてくださいました。
特に、紫のTシャツを着た高校生ボランティアがとても元気よく対応してくれて、
そのおかげで私も元気回復してましたね。

エイド以外でも、コースの要所要所に立っている高校生ボランティアもいたんですが、
道案内係は結構大変だと思うんですよね。
走っている私たちにとっては一瞬の通りがかりですが、
案内側はずっと同じ事をやり続けないといけないのですから。
単純作業の繰り返しほどきついことはありません。
私ならすぐに飽きてくると思うんですが、
そんな道案内の子たちもとても元気でした。




最後に、これは宮崎県の問題なのかもしれませんが、
トイレの問題です。
ほぼ全てのエイドのトイレの入口に、何の囲いもない喫煙所があるんです。
トイレに行くたびにタバコの煙を浴びせられる作りになっていて
たばこのにおいが嫌いな私にはかなりのストレスです。
しかも、灰皿のある場所だけですっているならまだしも、
なぜかちょっと離れた、予想もつかない場所で吸っていたり。

トイレの度に不意に襲われるタバコ臭。
宮崎県なのか宮崎市・日南市なのかわかりませんが、
何とかして欲しいと思いますね。

運営

今回は2016年のロングライド初参加だったので、
これまでの感覚をとりもどしてないかもしれないです。
それでも、もしかすると最もスムーズな運営を体験したのかもしれません。
何が優れているわけでもなく、
何かが特に魅力的なわけでもないですが、
運営面で特に印象が残りませんでした。

ロングライドイベントですから、メインはもちろんサイクリング。
サイクリングという幹を最も純粋に楽しめるのが最高の裏方だとすれば、
運営業務が見えてこないのGREAT EARTHは最高の裏方だといえるでしょう。
GREAT EARTH宮崎ライドはそういう意味で最高のイベントを開催して下さったのだと思います。

プロ野球の守備の職人が、
「ファインプレーに見えない処理をするのが大事なんだよ」
って言っているのに近いのですが、伝わってますかね・・・・。



そういえば、前日には前夜祭が開催されています。
私はそういうのが苦手なので参加していませんが、
サイクリング以外も充実させることも出来るのが素晴らしいですね。




当日受付も可能なところは、最近の私にとってはとてもありがたいです。
宮崎だとさすがに前日入りですが、
前日は思いっきり観光に当てたいとすると、
前日受付の時間に束縛されながらの予定を立てないといけません。
以前は観光とかしなかったので前日受付でも全然気にしなかったのですが、
観光をし始めると前日受付が大きな負担です。
午前中から受け付けてくれればいいのに、
受付は13:00～17:00とか、最も観光したい時間帯だったりして。



そんなわけで、今年中にまたGREAT EARTHのイベントに参加しようと思います。
GREAT EARTHのロングライドは、なかなかマニアックな地域選びで、
好感が持てます。
宮崎もあまりロングライドしようとは思わない場所ですしね。
メジャーなのは石垣島くらいで、
富良野がなんとか半メジャーくらい。
京都はロングライドとはまた一風変わったイベントですから、ちょっと違う。

実はもう、申し込みも済ませているので、
無事イベントが終了したらまたレポートしたいと思います。

GREAT EARTH宮崎ライド

以上でGREAT EART宮崎ライドレポート終了です。
開催された運営スタッフの方々、
ご協力いただいた地元の方々やボランティアスタッフの方々、
他の参加者、
そして中華カーボンミニベロ号に感謝です。


輪行で少しディレーラーハンガーが曲がってしまってるけど、
なんとか走ってくれてありがとう。

そしてまた次のイベントでも頼みますぜ。

GREAT EARTH宮崎ライド 2016 目次

その1	移動編
その2	スタート編
その3	フェニックス編
その4	鵜戸神宮編
その5	道の駅酒谷
その6	肥後城編
その7	道の駅・田野編
その8	ゴール編
その9	ゴール会場編
その10	帰路とまとめ

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