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石垣ポタ 西表島編その2 「北上スタート」 [ポタリングレポート]

西表島編その1の続きです。
前回は南風見田の浜近く、舗装路でいけるところまできました。
オンロード系の自転車ではこれ以上無理なので、
おとなしく引き下がって、
今度は反時計回りに北へ向かいます。


半周

島を走るときの基本は時計回り。
日本は車両は左側通行ですから、
海側を走るためには時計回りがいいのです。

でも西表島は一周できませんから、
大原港に上陸した場合は反時計回りに走るしかありません。
でもいいんです。
一周できないということは、戻って来なければならないのです。
そのときには時計回りになっているので、山側も海側も走るしかありません。


北上スタート

と言うわけでまずは大原港まで戻りましょう。


大原港から南風見田の浜までの道は下り基調でしたので、
戻るときには上り基調になります。



石垣島といえば石垣牛ですが、
西表島の牛は何と呼ばれるのでしょう。
西表牛?
聞いたことないですが、ちょっとうまそうな響きですね。

Google検索してみると、希少ながら西表牛というのはいるみたいです。



再スタート


再び大原港まで戻ってきました。
日本最南端の信号機を通過して、
ここからまた未踏の地を走ります。

郵便局も最南端なのかな。
西表島は小笠原諸島の友人島よりも南なので、
日本最南端称号のライバルは波照間島や黒島・新城島くらいのはずです。

調べてみると、波照間島に郵便局がありました。



大原港の近くはまだ町が形成されているので、
自販機もあればガソリンスタンドもあります。



そんな街の風景はすぐに終わり、
あとはのどかな風景の中を1本の道が続いているだけ、
というような風景になっていきます。
脇道もほとんど無いのでとても快適に走れますね。



イリオモテヤマネコが飛び出してくるかもしれないらしく、
いたるところに注意喚起の看板がたっています。
むしろ出会えたら嬉しいくらいですが、
サイクリング中に遇えるのでしょうか。

ちょっと回復の兆しを見せていた天気がまた下降気味です。
頼むから降らないでくださいませ・・・・




西表島は原付レンタルがはやっているのか、
旅行者と思われる原付とすれ違うことが多かったです。
この写真の旅行者は2人いたのでどうせならレンタカーを借りればいいと思いますが、
原付の方が風を感じられたり、
小回りが利きやすかったりということもあります。
島を観光するのには向いているのかもしれませんね。



ただ原付は道交法で30km/h制限ですから、
下りでは自転車の方が早いです。
抜きつ抜かれつのデッドヒートになってしまいました。
写真のようなゼブラゾーンはほとんどの下りに設置してあって、
自転車乗りとしてはちょっと快適さのない下りになります。

ちなみにこのゼブラゾーンはもちろん速度低下を促すためのものですが、
その主な理由はイリオモテヤマネコ保護の為だそうです。
確かに道はそんなに狭くないですしカーブも急ではないので
速度を出してもそんなに危険な道ではありません。

イリオモテヤマネコ、特に子供のヤマネコが飛び出してくることがあるそうなので、
その場合のヤマネコ保護のために
車は速度を落としましょう、ということらしいです。


亜熱帯を感じるのは川の風景


さすが亜熱帯地域だけあって、川の作りが壮大です。
テレビで見るアマゾンなどを想起させられるのですが、
川岸ぎりぎりまで緑で埋まっているからなのでしょうか。

ここは前良川(まいらがわ)の前良橋。
すぐ手前にサキシマスオウノキ群落があって、
しっかり足場まで作って中に入っていけるのですが、
どれがサキシマスオウなのか私には分かりません。
でも自然の中に入っていける感じは楽しかったです。




少し先であずまやを発見したので小休憩。



後ろに見えるのは後良川(しいらがわ)。
前良川と対の名前です。

西表島では景色の良いところにあずまやがいくつか建ててあるので、
ゆっくり景色を楽しむのもやりやすいです。



ここもまた見事な川ですね。
川岸がマングローブで覆い尽くされていて、
(行ったこともない)アマゾンを思い出させます。



荷物の処理とホテル入口と


そういえばこの日は荷物が多いです。
輪行袋などの主要な荷物は翌日に宿泊する石垣島のホテルに預けてきているとは言え、
この日は西表島内のホテルに停まります。
翌日はトレッキングを予定いているので、着替えなども最低限のものが必要ですし
以前紹介した7インチwindowsタブレットも運ぶため、サドルバッグ 2段構え。
上段はいつものキャノンデール・シードポッド、
下段はリクセンカウルのコントアーマグナム
ボトルも1本はツールボックスです。
気温はそんなに高くないので1Lが1本あれば十分でした。




相変わらずアップダウンの連続です。
道が綺麗なのであまりきつさは感じませんが、
5%は優に超える区間も多く、
短いながらあなどれません。




再びあずまや。
右手側が海なので、景色が良さそうなので寄って行きましょう。




確かに景色は良かったのですが、
いかんせん曇りなので最高の景色とはなりませんね。




県道215号は綺麗に整備されていますし、
この道が島の幹線道路ですから、
意外に車が通ります。
多くはありませんが、少ないわけでもありません。




西表島南西の舗装路の果てから25km、
信号機のあった大原交差点からだと19kmの地点まで来ました。
ここにこの日の宿、西表島ジャングルホテル「パイヌマヤ」があります。
ジャングルホテルと言っても道路に面したホテルで、
トレッキングやカヌーなどのアクティビティもここで主催されています。



道路に面している・・・と思っていたのですが、
ホテルの建物までは未舗装の箇所を走らなければなりません。
私はこの後まだ西表島の北西の端までの往復50kmほどを残していますから、
不要な荷物だけ置いていく予定でした。

でも、建物までの未舗装路の距離が分からないので、
パンクリスクを避けたい。
というわけでホテルには寄らずにこのまま北上することに。


実際は200~300mほどだったと思います。
パンクリスクと天秤印かけても微妙な距離ですね。


次回

ジャングルホテル・パイヌマヤまで来て、この日のサイクリングの半分程度が終了。
次回は更に北へ進んでいきます。

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