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SPIUK Z16RC [その他]

シューズを買いました。
これまではSCOTTのシューズを数年間使っていましたが、
かなり痛んできたので、無事お役目を勤め上げてもらったとの気持ちです。



新規購入

購入したのは、SPIUK Z16RC。
SPIUKのシューズは以前から気になっていたのですが、
海外通販でも3万円くらいだったので手が出ませんでした。
それが、モデルチェンジなのか1万7千円くらいになっていたのです。
私のサイズはオレンジしか残っていなかったものの購入してみました。
本当は白が欲しかったのですが、サイズが合わなければ仕方ありません。
オレンジは派手すぎますが、
安くなっていたので、まあ良しとしましょう。


SPIUK Z16RC / wiggle


PBK(Pro Bike Kit)では、昨年モデルのZ15RCが1万円を切っていました。
違いはあまりなさそうなのでどちらでも良かったのですが、
残念ながらPBKのZ15RCはどの色でも合うサイズがありませんでした。


ポイントは、BOAクロージャーが左右それぞれに2つあることです。


これまでのシューズ

DSC05174.JPG
これは今まで使っていたSCOTTシューズです。
1つのクロージャーで全てを締めるタイプ。
ダイヤル1つですむならそれが脱ぎ履きに調整に最も簡単で良い、
そう思って購入しました。

でも、一箇所で締めるタイプの場合、意外ときつさに偏りが出ます。
ダイヤル近くはきつく、つま先に行くにしたがって緩い。
つま先や足の甲あたりをもう少しだけ締めたくても、
ダイヤル付近がよりきつくなるだけな印象です。
なのでBOAクロージャー2段のタイプが欲しかったのです。

2つでいいと思ったのは、つま先のダイヤル不要だからです。
私には。
いつもつま先は緩めにして履きたいので、
私としてはつま先が不要です。
でも、つま先までしっかり占めたい人もいるでしょうから、
3クロージャーが最も良いでしょう。

かなり以前からダイヤルクロージャーをシューズに採用しているSPECIALIZEDは、
甲から順にダイヤルが2つあって、
つまさきはベルクロで独立に締められるようになっています。
なのでつま先をしっかり締めたい方はスペシャのシューズはオススメですね。
なかなか3箇所締められるシューズはないですから。



ところで、ここまで全てBOAクロージャー(もしくはダイヤルクロージャー)と書いていますが、
SPIUKのシューズはBOA製ではなく、ATOP製クロージャーのようです。
なので正確にはATOPクロージャーなのですが、
いちいち使い分けるのが面倒なので、
このブログでは知名度的にBOAクロージャーで統一しています。
何か統一的な呼び名があるといいんですけどね。
ワイヤークロージャーもダイヤルクロージャーも長すぎて。
それに比べて、「ベルクロ」のシンプルさですよ。



到着

DSC00814.JPG
到着しました。
購入は久しぶりにwiggleです。

箱がかなり擦り切れいていて古そうですが、
本当に擦り切れいているところと、
そういうデザインなところがあって、
実際のダメージ具合は良く分かりません。
まあシューズなので少々落とされていたって構いません。



DSC00820.JPG
中身はもちろん綺麗なものです。
オレンジが眩しすぎて、ちょっと後悔。
このシューズは2つのクロージャーを装備したシューズの具合を
知れればよしとします。

BOA製の中でも高級なクロージャーは、
締める方向の逆に回すと1段階ずつ緩まる高級タイプもあります。
Z16RCは安いたいぷなので、
緩めるときにはワイヤーがフリーになるようになっています。
締めるのは1段階ずつ締められますが、
逆方向はON/OFFのみ。

シューズを脱ぐときは楽ですが、
微調整には向きません。


まあそれはSCOTTシューズも同じでしたし、
それと知って購入しているので構いません。

そんな両方向アジャストはBOAクロージャーを2つ備えたシューズは
3万円~4万円以上はします。
上のほうで出たSPECIALIZED S-WORKS 6 とか、
MAVIC COSMIC ULTIMATEなどは両方向とも微調整がききます。
MAVICはダイヤル2つだけでSPIUK Z16RCと同じ構成ですから、
値段に糸目をつけなくていいなら、
MAVIC COSMIC ULTIMATEの白が最も欲しいシューズです。
でもさすがに高すぎですわ・・・。





SPIUK Z16RC

話がずいぶんそれてきました。
それではSPIUK Z16RCの紹介いってみましょう。

ちなみに、2015年モデルはZ15RC、2014年モデルはZ14RCでした。
カーボンソールなので、RCはおそらくRoad Carbonの略。
Zがちょっと分からないですが、
ネーミングが基本的に単純です。


各部の写真

DSC00826.JPG
定価は3万円以上のシューズなので、さすがにカーボンソールです。
ネジ穴にはそれぞれに目盛りがついているので、
調整もやりやすそう。


DSC00836.JPG
ヒール部分に付いている保護ゴムが大きめでかつ厚めなのは
歩行時、とくにイベントの砂利道で役立ちそうです。
意識せずに購入していましたが、これは嬉しいところ。


DSC00828.JPG
ヒールカップは一般的な形状かと思いますが、
SCOTTよりも脱げやすいかもしれません。
その分、くせのない履き心地が得られています。


DSC00829.JPG
アッパーにはメッシュで大きな通気孔を確保されてます。
夏でも足の蒸れが抑えられそうです。
冬は寒そうですが、そこはシューズカバーで対応。

ただ、SCOTTシューズの方がさらに大き目の通気孔だったので、
夏の快適さは劣るかもしれません。
少し不安です。


DSC00832.JPG
ただし、SPIUK Z16RCには、ソールのつま先側にも通気孔があります。
SCOTTにはありません。

ちなみに、SCOTTの現行シューズ、SCOTT SHOE ROAD RCにはソールつま先に通気孔がありますし、
ダイヤルも2つ付いています。
締めるのも緩めるのも1段階ずつなので、私が求めるものが全て備わっていますが、
いかんせんお値段が高いので手が出せません。




インソール

DSC00837.JPG
インソールは少しだけ立体感がありますが、至って普通なもの。

DSC00840.JPG
インソールの裏を見ると、
いくつかの素材を適材適所に散りばめてあるのかなという印象を受けます。


DSC00844.JPG
自分で写真を撮るまで気付かなかったのですが、
実はインソールは2ペア用意されていました。
赤いほうにはWARM、緑のほうにはCOOLと書いてあるので、
季節で使い分けするのが良いみたいです。
COOLと書いてある緑インソールの方が、
裏面のワッフル模様が大きくなっていて、
通気性が良さそうです。
交換は面倒ですが、年に2回だけと考えるとまあいいでしょう。
それで快適さが増すのであれば、嬉しい装備です。

ただし、Superfeetやスペシャライズドのインソールを持っている人にとっては不要ですけどね。
私はスペシャライズドのBG FOOTBEDを使っているので、そこは悩むところ。
とりあえずSPIUK純正品を使って様子見です。


さてどうなることやら。
ちょっと乗ってみても特に違和感は無いので、
いいお供になりそうです。


問題点

唯一の問題は、ダイヤルクロージャーが左右で反対なこと。
右足は右回しで締めて左回しで緩める通常ネジ方式でいいのですが、
左足はその逆になっています。
手の動きを、左右対称に同じ動きをすればいいのでしょうが、
私は右回しが締める方向と思ってしまってつい逆に回してしまいがちです。
まだ2回に1回くらいの割合で失敗しますね。
慣れの問題なのでしょうけど。


今のシューズのソール

ちなみに、退役させようとしているSCOTTシューズのソール側はこんな感じです。

DSC05171.JPG
ヒール部分のカーボンがはがれて、
カーボンより内側の繊維が見えてしまっています。
よく頑張ってくれました。

購入してから、SCOTTロードの設計者がCannondaleに行ったり、
韓国資本になったり色々ありましたが、
私もこのシューズと色々ありました。


あまり使用頻度は高くなかったですが、
ロングライドイベントのダメージが大きいですね。
エイドステーションでの歩行ダメージ。

乗車中のダメージはあまりないでしょう。
そんなに乗ってないですから。
ロングライドイベントではスタート会場やエイドステーションで、
砂利道の歩行を余儀なくされることがあります。
地面の石によるソールの劣化が激しいのです。
つま先側はクリートに守られているのでクリート交換ですむのですが、
ヒール側はどうにもなりません。

使わなくなるのは寂しいですが、
安全面を考えると、さすがにもう、
お疲れ様
と言ってあげるしか出来ません。



これから

ニューシューズのカラーはやはりちょっと派手でした。
多少安くても、色はしっかりこだわって選んでおけばよかったと思います。

シューズは乗車中は気にならないかと思っていたのですが、
意外と目に入ってくるんですよね。
視界の下のほうでオレンジ色の物体が出たり入ったりしています。
今まで白いシューズだったので気付きませんでした。

全体的に見ても、光沢感のあるオレンジは、
白ベースの多い私のジャージ・黒の多いバイクにあって、
さすがに浮いていますね。
お店のウィンドウに映る自分の姿を見ると、
シューズだけが元気に動いているのが目立ちます。


まあそんなカラーリングにもそのうち慣れるでしょう。
それに、このシューズは2つのBOAクロージャーのシューズの感覚がつかめればいいのです。
これで気に入れば、次回こそは高級ロードシューズを買うことにしましょう。
何年後か分かりませんが。

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