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グランフォンド糸魚川 その4 第2区間前哨戦編 [グランフォンド糸魚川]

前回は第1ASの菊右エ門駐車場まで到達。
約400mの峠を含む33.1kmを83分、約24km/hで走行したのはいいペースです。
少し急ぎすぎな感もありますが、
実はこれ、私の勘違いがありまして。

最初の関門が40.1km地点の11:00なんですが、
ここまで2時間で走らないといけないと思っていたんですね。
なので20km/hでなければならないと思い込んでいたのですが、
8時スタートなんですから、2時間ではなく3時間です。
すなわち13.4km/hでも間に合う。
スタートのタイムロスがあるとはいえ、15km/hで十分だったはずなんです。

11引く8を2と勘違いしてしまったのか、
スタートのタイムロスを1時間と見積もっていたのか、
どこから勘違いが始まったのかわかりませんが、
まあ緩い方に勘違いしていなくてよかったです。



第2区間の一つ目の山

第1ASを出た後、まずは第1関門の約6.5km先の40.11km地点を目指します。
制限時間は11:00。
9:45に到着したので余裕だなと思っていたら、
そこで気が抜けたのか、
エイドに18分も居座っていました。

こんなに改正なのに、
完走には実は暗雲が立ち込めてきていたのでした。



第1関門

再出発当時は、
なんだ意外とGF糸魚川は余裕があるなんて思っていました。
データと実走は違いますね、なんて。



DSC02864.JPG
AS1を出ると、そこは農道です。
とてもすっきりした景色だと思ったら、
ここは電柱がないんですね。

新潟県も雪は多いはずですが、
北海道のような、道路の端を示す表示矢印もありません。
農道だから冬はそもそも通らないということなのでしょうか。



DSC02912.JPG
GF糸魚川は、沿道で声援を送ってくださる方が結構多いですね。
そういえば、ツールド妻有ロングライド魚沼に参加した時も、
沿道の声援が多くて楽しかった記憶があります。
新潟県は自転車イベントに協力的な風土なんですね。



DSC02954.JPG
ちょっと大き目な橋まできました。
この辺りは橋が多くて、橋好きの私は楽しく走れます。
冬は凍結が大変そうですが。


A6_02685.JPG
橋の上からの眺めもいいです。
電線が大きく邪魔してますが・・・。
水のある風景はなんか気持ちいいです。



DSC02976.JPG
第2区間は中くらいの峠の湯之沢橋と、GF糸魚川全体で最高標高となるこえど峠があります。
まずは最初の湯之沢橋。
写真の場所を左折して、4km続く上り坂です。

走行当時は気づいていなかったのですが、
ここが11:00までの第1関門。
私は10:22に通過していました。

橋の上で写真を撮ったりしているので、
少しペースが落ちています。


湯之沢橋へ

大きな3つの峠ではないですが、
湯之沢橋への上りも4km続くんですよね。
この時点で、GF糸魚川の厳しさを思い出しておくべきでした。


DSC02991.JPG
上りになるとやはり参加者が密集します。
速度が遅いですから、それは仕方ないのですが、
写真のように2列になるのはやはり良くないですね。

GF糸魚川の参加者マナーはあまりよくありません。
横に2列・3列での並列走行や、
道路の右側走行、
ジグザグ走行などをずっと見続けることになります。
これはあまり気持ちの良いものではありません。


DSC03035.JPG
湯之沢橋への上りは道が狭いところが多いですね。
私は狭い道は好きなので、上っていて楽しいのですが、
下りでもそこそこの急勾配の狭い道に出くわすのかなと心配しながら上ります。

天気が良すぎて空が白飛びしていますね、
暑いです。
秋装備の私には、真夏の気温のGF糸魚川は想定外すぎて、
無駄な体力の消耗をしてしまっています。


DSC03066.JPG
場所によっては路面が盛大に濡れています。
上りだからいいですが、
この条件で下りはきついです。
ブレーキしなければ速度が出すぎて危険ですし、
し過ぎてもスリップのリスクが高まって危険。
上りの苦しみの中、下りの心配ばかりしながら淡々とペダルを回します。



DSC03120.JPG
色々考えながら上っていますが、
なんだかんだ言って天気がいいのは気持ちいいですし、
視界の開けたところは清々しいですし、
走っていて楽しいです。
自転車乗りってやっぱり自分を苦しめたがる気質だったなと思いだします。


A6_02689.JPG
上から見下ろしたときに、
まだ下で苦しんでいるのを見るのも、
もう自分はその苦しみが終わったんだよと実感できます。
なかなかの性格の悪さがにじみ出てしまいます。



DSC03179.JPG
再び路面が濡れていますが、
これはもう濡れているって状態ではなくて、
水がどこかからか漏れ出ているレベルです。
こういう場所が下りにないことを切に願います。



湯之沢橋から

頂上付近らしき場所まで来ました。
このあたり、橋が2つほどあったのでどちらが湯之沢橋かわかりません。


DSC03242.JPG
こちらがそのうちの一つ。
橋の名前を拡大してみると「ゆのわきばし」に見えるので、
もう一つの方が湯之沢橋だったのかな。


A6_02697.JPG
橋からの眺めは意外にも木ばかり。



DSC03261.JPG
峠を越えても、
単調に下りにならないのがGF糸魚川の特徴です。
ここも最初はアップダウンを繰り返しながら少しずつ下っていきます。

写真は上りのように見えますが、
ここまで写真が傾いているということは、若干下っているはず。



DSC03273.JPG
そして、心配していた下りのぬれた路面も出現しました。
幸いなことに、カーブで濡れている個所は少なかったです。
カーブに差し掛かる前に十分速度を落として、
カーブ中ではブレーキをしないくらいの気持ちで下りましょう。
途中のブレーキは命取りになることがあります。



DSC03283.JPG
他の参加者に追いついてしまいました。
前方に参加者がいる場合、コースの予測が立てやすくなるメリットがありますが、
自分の速度と合わない場合は無駄なブレーキが増えてしまって余計疲れます。
出来れば追い抜いてしまうのがよいですが、
この狭い道ではそれは無理。

そういう場合は広い場所を探していったん休憩です。




DSC03344.JPG
下の方まで来ると道幅も広くなってきて、
このくらい広いとかなり安心です。
落ち葉でスリップしてしまわないように少しだけ内側を走れば
気持ち良く下りを楽しめます。


DSC03350.JPG
山間ののどかな風景で、
気持ちを落ち着かせましょう。
下りは体力は使いませんが集中力を伴うので精神的に疲れてしまいます。
あと、ブレーキによる腕の疲労。


DSC03355.JPG
しかし大して休む間もなく次の峠に突入です。
GF糸魚川最高標高のこえど越(こえどごえ)に向かう、7kmの上り坂。
黄色い看板に書いてる、頂上まで7kmの情報はありがたいですが、
7kmも上り続けると考えると気が遠くなります。



コースプロファイルを見ると、一見ここが最大の難所に見えます。
私は、この坂が3つの大きな坂の中で最も緩いことをスタート前に教えてもらっているので、
気楽に上っていけます。

GF糸魚川3大峠のうち、
最初の母袋峠は4kmで約300m上昇、
こえど越は7kmで約400m上昇、
最後の市野々は4kmで約450m上昇。
確かに3つの中では緩めです。


次回

次回はこえど越アタックです。
緩いとはいえ7kmの上り坂。
気合を入れて頑張りましょう。

次回に続きます。

グランフォンド糸魚川 2016 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 母袋峠編
その4 第2区間前哨戦編
その5 こえど越編
その6 市野々と関門とカレー編
その7 魔の下り編
その8 ゴール編
その9 帰路とまとめ編


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