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福江島ポタ その8 2日目・鬼岳編 [ポタリングレポート]

前回は糸串鼻から福江市街地に戻り、
福江牛を堪能しました。

食事を終えて店を出たのが15:00ごろ。
福江空港息の最終バスが18:00で、
できれば1本前の17:00に乗っておきたい。

鬼岳天文台までは6km、標高差200m程度。
往復1時間と写真撮影の時間を考えても、
余裕で間に合いそうです。

というわけで、鬼岳へ出発です。



福江島サイクリング2日目

鬼岳は空港から近い場所にあるので、
直接空港に行くと便利です。
その方法も少し考えましたが、
荷物をどうにもできないのであきらめました。

一度輪行して空港に行って、
コインロッカーなどに荷物を預ければ良さそうですが、
無駄に1回分輪行の荷造り・荷ほどきが増えるのが面倒です。



上り

では鬼岳に向かって出発です。
基本的には空港に向かう道なので、
来るときに乗ったバスで見た道です。


DSC07260.JPG
この交差点を右折してから本格的に上り始めます。


DSC07277.JPG
序盤は道路のしっかり整備されて、
上りも緩やかなものです。
左手には福江市街地が一望できます。
少しずつ高くなるにつれ、
見渡せる範囲が広がってくるので上りもいいものです。



DSC07456.JPG
上り勾配がきついところもあって、
10%前後にまでなりますが、
この日は糸串鼻方面で恐ろしいほどの勾配を経験しているので、
多少の上りでは驚きません。


DSC07482.JPG
福江島サイクリング旅行はいい天気が続いてくれてよかったです。
2016年は雨にたたられることが多かったので、
最後のサイクリングで締めくくることが出来ました。


DSC07546.JPG
駐車場が見えてきました。
どうやらここが、鬼岳天文台前の駐車場です。



A6_04909.JPG
そうか、見事に逆光なんですね。
私の腕では鬼岳の美しさをお伝えできなくて残念です。

この駐車場には、何もなくてなんだか拍子抜け。
このまま帰るのもなんだか寂しいので、
そこに立ててあった地図を見ていると、
どうやら鬼岳を一周できる自転車道があるらしいです。
それを走ると17:00のバスに間に合うかどうか不安でしたが、
ここまできて周回道路をはしらないわけにもいかない。

17;00のバスに間に合わなくても、
18:00のバスに間に合えばいいわけですから余裕があります。
時刻はまだ15:30にもなってなかったですからね。


地元の方・・・?

掲げられていた地図を見ていたとき、
ランのトレーニングをされている方に声をかけられました。
その方はトライアスリートらしく、
五島列島での大会出場などしているうちに、
島に魅せられて移住してきたそうです。
この景色の良い島なら、その気持ちもわかりますね。

五島列島はトライアスロンが盛んらしいです。
泳ぎが苦手と言ってたら、
上五島で開催されている、ショートディスタンスに出てみれば?
なんてアドバイスもいただきました。

なるほど。
ちょっと頭の片隅に覚えておきましょう。
興味有るとは言い切れませんが、無くはない。


その方から、福江島のことはもちろん、
上五島のことなどいろいろとお聞きすることが出来ました。
福江島だけでなく、まだまだいっぱい楽しめそうです。
船でも来れるみたいですしね。
今度は1泊2日ではなく、もっと時間を取ってくることにしましょう。



鬼岳一周

鬼岳一周のサイクリングロードに向かいましょう。


DSC07670.JPG
鬼岳一周のサイクリングロードを走ります。
走り始めてすぐに、ドーム型の建物が見えてきました。
あれが天文台ですね。


サイクリングロードはきれいに整備されていて、
走りやすいです。
夏にはたくさんのサイクリストが来るのでしょう。
心配なのは、おそらく歩行者も通行可能なこと。
接触事故など怒らないように注意しなければ。



DSC_0283.JPG
天文台近くからは海まで見渡せます。
眼下には、、空港の名前にも取り入れられている椿がありますが、
さすがにこの時期には咲いていません。

調べてみると、
福江島の椿まつりがまさに今(2月中旬から下旬にかけて)j開催されているようです。
何も考えずに行ったので、時期を考えていませんでした。
次は2月に行きますか。

でも、人が少ない時期の方が混雑が避けられていいんですよね。



展望台

DSC07740.JPG
鬼岳一周サイクリングロードを走っていると、
展望台を発見しました。
しかしサイクリングロードから外れて、
結構な上りを上ったところにあります。
しかも未舗装です。

距離が短いので一気に上りましょう。
展望台が右手に小さく見えています。




DSC07750.JPG
無事到着。
階段を上ると、


DSC07751.JPG
なぜかエックス型のベンチとともに、
福江港方向が見渡せます。


DSC_0288.JPG
注目は遠くまで続く島々でしょうか。
なんとも魅力的な景色です。

Google Mapで確認する限り、
蠑螺島(さざえじま)、尾根尾島、多々良島、久賀島あたりが見えているのでしょう。
私にはどの島か見分けは出来ませんが、
将来的に、行ける島には行きたいと思います。


DSC_0290.JPG
こちらが頂上側。
多分写真中央が鬼岳山頂だと思うのですが、
近くで見るとどこなのか分かりにくいですね。
写真には写っていないですが、
この左側にも高そうな場所があって、
もしかしたら山頂はそちらだったかもしれません。



狭くて下り

実はこの鬼岳一周道路は意外とアップダウンがあって、
天文台前の駐車場から反時計回りに展望台までは上り基調。



DSC07830.JPG
そして展望台以降は下り基調です。
この狭い道で下りは速度が出てしまうので、
しっかりスピードコントロールをしなければ危ないですね。


A6_04931.JPG
しかも途中から下り勾配がきつくなります。
ある程度の速度まで落とそうとすると、
カーボンリムの熱が気になるほどです。


DSC07863.JPG
サイクリングロードとは言え山にある道なのでブラインドになっていますし、
歩行者もいるので左側を走っていれば安全というわけでもありません。
何があっても対処できる準備をしつつ、
それでいて景色も楽しみましょう。

それにしても下りが長すぎます。
いったいいつまで下り続けるのか。
余りにも下りすぎると、
駐車場まで戻るときに結構上らされることになるのが心配です。



DSC07894.JPG
ここがサイクリングロードの終着点。
サイクリングロードは正確には一周していなくて、
最後の500mほどは車も走れる一般道と合流しています。



DSC07925.JPG
写真中央左に見えるのがサイクリングロードのスタート地点。
なかなか楽しいサイクリングでした。

新緑の映える春や緑鮮やかな夏なども楽しそうです。
秋はどこか紅葉しなさそうなので、
どうなるのかわかりません。



宿へ

一周が終わったので帰りましょう。
まだ16時になっていないので、
下り基調であることを加味しても
多少の遠回りは許されそうです。


A6_04937.JPG
少し南側の道を走っていると、港が見えました。
名前は分かりません。
福江港ではないはずですが。
おそらく牛成ノ鼻近くの港。



空港へ

輪行準備を終えて、バス停に向かいます。
すいているといいのですが。



DSC_0296.JPG
輪行バッグも載せてもらうことが出来ました。
助かります。
乗客は一人もいなくて、
私と同じバス停から2人ほど乗っただけ。
乗客はまだ3人です。

結局このまま空港まで3人でした。
バス会社の収支が大丈夫か心配になります。


福江空港

往路到着時は急いで空港を出発したので、
帰路はゆっくりできて良かったです。


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2階にはお土産屋さんもあります。



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こちらは食堂。


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五島名物の一つ、五島うどんを頂くことにしました。
椿油の香りと麺の細さが特徴のうどんで、
普段食べている太麺のうどんとは一味ちがった食感を楽しめます。

ちなみに、五島うどんは讃岐うどん・稲庭うどんとともに日本三大うどんのひとつ・・・
に数えられることがあるようです。
3つ目は五島うどんの他に、
群馬・水沢うどん、富山氷見うどん、名古屋きしめんなど、
群雄割拠しているのが現状のようです。

世界三大スポーツの祭典と言えば、
サッカーワールドカップとオリンピック。
もう一つは我らがツール・ド・フランス・・・・と言いたいところですが、
他にも世界陸上、F1、ラグビーワールドカップ、ウィンブルドンと、
こちらも群雄割拠しています。
第3番目に挙げられるところがなんだか共感が持てます。


搭乗

時間がきたのでプロペラ機に搭乗です。


A6_04949.JPG
到着時には使わなかった高架をたどって降りてきます。
結局降りてくるので同じなのですが、
ゲートを通った証明のためには必要なのでしょう。


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滑走路と同じ高さのところを歩いて乗り込みます。
この瞬間がうれしくて仕方ありません。

この小さな飛行機のどこかに自転車が載せていただけていると思うと不思議です。


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ドアクローズしましたが、
空席の方が多いくらいです。
日曜日の最終便で、羽田への連絡もある時間なのですが。
もっといい季節、椿の2月ごろは込み合っているのでしょうか。


A6_04956.JPG
ちなみに座席はこんな感じ。
特段狭いわけではないです。


A6_04968.JPG
福岡空港での乗り継ぎは滞りなく。
ちなみに、乗り継ぎ便では自転車は自動的に載せてもらえるので、
自分で受け取って再び手荷物手続きする必要はありません。
その辺りは普通の手荷物と同じ扱いです。


無事帰宅

というわけで無事帰宅。
五島列島の福江島サイクリング旅行は終了です。
何にしても、無事帰宅できることが一番です。


福江島

福江島には景色の良い場所が多く、
サイクリングで楽しめる所が多かったです。
アクセスが福岡・長崎空港からの飛行機か、
福岡・長崎からのフェリーに限られますが、
それでも行く価値は明らかにありです。

次に来たときは、大瀬崎灯台や糸串鼻灯台に行ってみたいので、
歩ける準備をしてから来ようと思いますが、
普通にサイクリングする分にはいつも通りのサイクリング装備で大丈夫でしょう。
補給食にだけ注意が必要で、
田舎に入るとお店がほとんどありません。
携帯が通じない場所もあるのも認識しておくべきですね。

それでもなお、引き付ける魅力あふれた福江島でした。
五島列島というくらいなので、
この辺りには島がたくさんあって、
まだまだ行ってない場所がたくさんあります。
これはまだまだ遊びに行くことになりそうです。

さらに五島列島に行動範囲を広げたいです。

またその時を楽しみにして、
計画を練りたいと思います。

福江島ポタリング 目次

福江島ポタ その1 移動編
その1 (追記) プロペラ機の輪行時の注意
福江島ポタ その2 初日・富江編
福江島ポタ その3 初日・大瀬崎灯台編
福江島ポタ その4 初日・夜間走行編
福江島ポタ その5 2日目・魚津ヶ崎公園編
福江島ポタ その6 2日目・糸串鼻編
福江島ポタ その7 2日目・五島牛編
福江島ポタ その8 2日目・鬼岳編



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