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ツール・ド・NIKKO その03 いろは坂ヒルクライム後編 [ツール・ド・NIKKO]

前回、いろは坂の起点までやってきましたので、
今回は当然いろは坂に突入します。
車で上ったことはありますが、
自転車で上るのは初めてなので楽しみですね。

ちなみに、上りが第2いろは坂、下りが第1いろは坂となっていて、
一方通行になっています。

あれ?
上れなくなって、途中で諦めて下る場合はどうすればいいんだろう。
一方通行だから、来た道を下るわけにはいかないですよね。
もしかして、逃げ道を塞がれ、戻る選択肢を捨て、
覚悟を決めて上らないといけないのかもしれません。
あなおそろしや・・・。




いろは坂


さていろは坂挑戦スタートです。

DSC_1120.jpg
他のライダーの背中を見ても、
どこか決意を感じてしまいます。


DSC04619.JPG
でも実は、いろは坂に入った直後は下り坂です。
ヒルクライムのときの下り坂ほど無駄だと思うものは無いですね。


DSC_1125.jpg
ちょっと上ったところから、下界が見渡せます。
青い看板が見えるところ辺りがいろは坂の入り口・・・だと思います。




いろはカーブの始まり


いろは坂の48個のカーブには、ひとつひとつ「いろはにほへと・・・」の名前がつけられています。
上りの第2いろは坂は「い」から「ね」までの20個のカーブがあります。
第2いろは坂なのに、「い」から始まるんですよね。
下りの第1いろは坂は「ね」の続きの「な」からなので、
順番としては第2いろは坂→第1いろは坂です。

DSC04632.JPG
写真では小さくて見難いですが、
青い看板に

1カーブ い

と書いてあります。
全てのカーブに書いてあるので、
あといくつ、と数えながら上るのもいいでしょう。


この日はあいにくの曇り空。
時々雨がぱらつくものの、路面が濡れるほどには降らなかったのでまだ良かったです。
雨が降ってたら最悪でした。
そういえば、雨の事を考えると、
中禅寺湖畔に宿をとるのは考え物かも知れません。

DSC_1126.jpg
曇り空のせいで、周囲の景色が異様な雰囲気です。
中国の古い絵巻物に出てきそう。




トラブル


いろは坂に入ってからは、5%~10%ほどの勾配です。
翌日に筋疲労を残さないためになるべく軽いギアでゆっくり上りたいのですが、
インナー・ローに入れると異音がし始めました。
回せないことも無いくらいなのですがどこか気持ち悪い。
しかたなくインナー・セカンド(?)で上り続けます。


でもやっぱりインナー・ローを使いたい。
本番でも必要ですし、急遽ディレイラー調整を行ないます。
ローギア以外は順調なので、
ロー調整ネジがずれているんでしょう。

で見てみると、ロー調整ネジ(ローアジャストボルト)が緩んで外れそうになってました。
そりゃ調整されませんわ。

ただ、それを締めても締めてもどうもいい位置に来ません。
どうやらチェーン自体が長すぎるようで、
RDのガイドプーリーが邪魔をしているようです。
もしかして、最初の調整はアウターローでやってたのか?

チェーン切りもあるし、緊急用のミッシングリンクもあります。
この場で短くしても良かったのですが、
そこまで困っている訳ではありません。
インナー・セカンドで上りきることにします。

DSC04836.JPG
ちょっと時間を食ってしまったので周りが暗くなってきています。
しかしまだ上りが4kmほど残っているので、
先を急がなくてはなりません。




明智平


いろは坂の残り2kmのところに明智平駐車場があります。
ここがまずは目標地点にもなりますね。

DSC04900.JPG
写真中央にちょっとだけ見える赤い屋根の場所が明智平駐車場。
とはいえ私には用事も時間も無いのでスルー。
タイミングが悪く写真にはほとんど映っていませんが、
お店もほとんど閉まっていたようですし、
スルーするしかありませんね。
自販機くらいは稼動していたのかも。

ちなみに、黒髪平という駐車場もありますが、
こちらは車が数台停められるだけの空き地のような場所です。

DSC04909.JPG
明智平を出るとすぐに短い明智第1トンネルです。
50mもない第1トンネルを抜けるとすぐに明智第2トンネルです。
カーブしていて先が見えませんが、926mもあるんですよ。
軽く上っているのも加えて、嫌なトンネルです。

DSC04924.JPG
しかしトンネルを抜けるといろは坂の上りも終了。
そういえばいろは坂の終点ってどこだったんでしょうね。
よくわからないまま明智第2トンネルを抜けます。





中禅寺湖


トンネルを抜けると若干下りで、中禅寺湖まではもう上りはありません。
時間があれば華厳の滝にも行きたかったですが、
もうすでに営業終了していそうだったので直接湖へ向かいます。

DSC04938.JPG
湖へ向かう道には二荒山神社中宮祠の大鳥居があります。
向こう側には、

DSC_1133.jpg
中禅寺湖です。
隣では日本以外のアジア人風のカップルがキスしまくってましたが、
空気を読まずに割り込んでやりました。
でも、私の存在に関係なくそのままだったので、どうでもよかったんでしょうね。

DSC04956.JPG
中禅寺湖のほとりは観光地なりのお土産屋・ホテル・食事処が並んでいます。
晩ご飯にちょっとした人気店に並んだところ、
かなり時間を費やしてしまいました。

その結果、
DSC04979.JPG
真っ暗です。
そして寒い!

上っている間は運動による体温上昇があって気付きませんでしたが、
標高1,300mほどですから、そりゃ寒くなりますよね。
結構風もあって汗による気化熱も奪われます。

さっさと宿へ向かいます。



宿到着


暗い中、宿の場所を記憶間違いしていて相当迷いました。
宿はペンションリトルフォレストイン日光という小さなペンションです。

ですが、事前に住所で検索したところ、
検索結果のネット地図が実際と違うところを指していたようです。
住所を間違えたのか、地図が間違えているのかはわかりませんが、
私は実際の場所とは違う場所を目指していたわけです。

街頭も全くなくなるような真っ暗な道を数百メートル進みましたが、
本当はそんな道通らなくてもいいような場所にありました。
中禅寺湖のほとりは真っ暗すぎて本当に怖かったですね。

実は晩ご飯を食べたところから歩いて400mほど。
道に迷う必要も全然無い近さ。
前哨灯だけでは道が見えず、
あんなに怖い思いをするとは。

結局、30分くらい迷ってました。
寒かったし、街頭もなく真っ暗な道を走っていると
道路脇の茂みでは4速歩行っぽい動物ががさがさ音をならしてるし、
そういう意味でも怖かったです。

DSC_1138.jpg
それでもようやく到着。
あとは寝るだけ。
翌日は5時半出発なのでさっさと風呂に入って眠ります。

当日の様子はまた次回

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***** ツール・ド・NIKKO2014 目次 *****
その01 輪行編
その02 いろは坂ヒルクライム前編
その03 いろは坂ヒルクライム後編
その04 スタート編
その05 かたくりの湯AS編
その06 鬼怒川公園野外ステージAS編
その07 川治温泉ふれあい広場SS編
その08 橋からの絶景編
その09 そば処ひなたAS編
その10 大笹牧場AS編
その11 六方沢編
その12 ゴール編
その13 帰路編
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