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石垣ポタ 西表島編その5 「復路」 [ポタリングレポート]

前回は西表島の幹線道路・県道215号走破。
北西の果ての竹富町立白浜小中学校までやって来ました。
船浮という村があることを知り、また西表島に来なければならない理由が出来てしまいました。
といってもそれは嬉しい誤算。
また次のポタリング計画を練る事ができますから。

ここまで本格的な雨にはたたられず、なんとか無事やってきています。
ホテルに戻るまでの残り約30kmもなんとか維持して欲しいところ。



ホテルまでの30km

白浜小中学校からの戻りは、ほぼ来た道を戻るだけですから、
ほとんどの風景は一度みた場所になります。
戻りは時計回りになるので、海側を走れるのが最も大きな違い。


勝手知ったる道


西表島唯一にして日本最南端・最西端のトンネル、西表トンネルを再び通過します。




中は暗いので、前照灯は必須です。
ライトがこんなにくっきりうつるのはかなり暗い証拠。



空はなんとも微妙な感じですが、
太陽の光がしっかり届く場所もあります。
はっきりと影が見えるときは快適なサイクリングが出来ているとき。




再び浦内川まで戻ってくると、
どうやら干潮の時間のようで、川底が見える状態になっていました。
これだけ干満の差があるということは、
もうほとんど海ですね。

瀬内川の2つの顔が見れて良かったです。



西表島の宅配サービス所を発見。
ヤマト運輸の看板に安心感を覚えます。
やまねこ農園のやまねこ宅配。

やまねこはイリオモテヤマネコから来ているのでしょうが、
クロネコヤマトも猫だけに、かなりマッチしています。

ここに自転車を持ち込んで、
サイクリングタッグヤマト便は受け付けてもらえるのでしょうか。



星砂の浜


やまねこ宅配からすぐのところに、
星砂の浜への分岐点がありました。

往路では、
「時間があれば復路で立ち寄っていこう」
なんて思っていたところです。
まだ16時ですから時間はあります。

ただ天気がもつかどうか。
少し雲も厚くなっていますし、
安全策をとるならこのまま215号を直進してホテルへ戻るべきでしょう。

でも、旅行先でその選択肢はないですよね。




と言うわけで迷わず左折。
星砂の浜へ急ぎます。

急ぎたいのに左折直後は上り坂。
しかも結構きつい。




きついですが短い坂を上ってしばらく走ると下り坂。
下りがあるということは、戻りはまた上りなんですよね。
できれば寄り道は平坦路であってほしい。

小道に入って、さらに私有地並みに細い道を通っていきます。




階段になってしまいました。
さすがにここをミニベロで下っていくわけにはいきません。
MTBなら可能かもしれませんが、
歩行者を危険にさらすのでもちろんダメです。




到着、星砂の浜。
シューズに砂がつまりまくってますが、そんなことは気にしない。
2月とは言え、砂浜は気持ちいいですね。




正面の小さな島は、解すに濡れることをいとわなければ歩いて渡れそうです。
さすがにSPD-SLシューズでは危険すぎるので私は行っていません。
浦内川の状態を考えると、干潮に近い時刻のはずなので、
完全に地続きになることは期待薄です。



頑張って自転車も運んでみました。
完全に記念撮影専用の運搬です。




星砂の浜を堪能しました。
おっと、せっかく星砂の浜に行ったのに、
そういえば砂の形を見忘れていました。
自転車を運ぶのに必死で、星砂の浜の星砂を水に帰ってくる所業。

いつか船浮に行く時に、
もう一度来ることになりそうです。
なんだか予定をならなくても勝手に予定が決まっていっている気がします。



親近感


星砂の浜からすぐのところに上原小学校がありますから、
やまねこマラソンののぼりも多数立ち並んでいる箇所です。



上原小学校の入口には、
やまねこマラソンのスタート・ゴールゲートが出来ていました。
もう準備万端です。
この後雨が降ったらどうするんだろう。
ゲートは雨に濡れるとまずそうな素材に見えます。

マラソンと自転車のロングライドイベントは似た雰囲気がありそうですね。
勝手に親近感を感じています。
いつか、42.195kmを完走してみたいですが、
走るのは10kmでも大変すぎて、なかなか実行できません。

ちなみにやまねこマラソンは5km、10km、23kmの部だけなので、
フルマラソンはできませんのであしからず。




リスクヘッジ


走っている場所は天気いいのですが、
どうも遠くの方の雲が、あまりにも黒すぎて落ち着けません。
黒い雲の方に走っていっているのもマイナスポイント。
心配です。




船浦港を過ぎたところ。
西表島の海中道路である船浦橋方向を見ると、
どう見ても雨が降っています。
雨というか、嵐が来ているんじゃないかと思うくらいに雨に包まれていますが、
私の立っているところはまだ雨が降っていないのです。

これがスコールか。

しかし、雨宿りしようにも、屋根のある場所が見つかりません。
船浦港にも屋根は無かった様に思いますし。
危険を察知しているのに、その危険を避けることが出来ない。
悲しすぎます。



少し進むと雨があまりにも激しすぎたので、
一旦降りてただただ雨が止むのを待ちました。
風もあったので、このまま船浦橋を渡るのは危険と判断して、



5分ほど立ちすくんでいたでしょうか。
雨はすぐに弱くなりました。
これなら行けるなと再スタートして船浦橋に着くころにはもう雨はあがっていました。
なんたる亜熱帯天気。
これもいい経験としましょう。




すこし太陽の光が刺し子むっくらいにまでなっていますが、
山の方にはまだ真っ黒な雲が残っています。
安心はできません。
ちょっと急ぎ気味に走ります。

路面が濡れていると、
泥除けのないバイクでは背中に跳ねた泥がついてしまいますが、
コントアーマグナムを装着しているので、
背中の泥はねが防御できていてなかなか都合が良いです。
コントアー自体が汚れてしまいますが、
買い物ビニール袋で包んでしまえばほぼ大丈夫。

雨のときの見た目は気にしない、という方にはおすすめです。


なお、前輪からの泥はねにはノーガードなので、
真下からハンドルや顔めがけて飛んでくる泥はねはどうしようもありません。
結局ゆっくり走るしかないんですね。

アスセイバーズなどの簡易的なマッドガードを携帯しておく、というのも手ですが、
雨が降ったときにいちいち装着するのも面倒です。

無精者の私には、
運悪く雨が降ったら諦める、
というのが一番リーズナブルな対処法な気がします。



到着


また雨が降りそうなので急いでホテルに戻るのですが、
西表島の山あり谷ありな地形に苦しまされます。
路面が濡れているので、下りは下りで速度を出せません。
段差舗装も濡れているとなかなかのリスクになります。
道路の橋の段差舗装されていない狭い空間を走ろうにも、
そのすぐ左側は白線ですから。
濡れていると滑りやすいことこの上ない。

結局もろに段差舗装の餌食になってしまうのです。
段差舗装で最も苦しむ車両、それが自転車。



再び降ってきました。




でも一つ丘を越えると、
もう雨は降っていなくて路面も乾いているほどです。
この地域は降らなかったのかな。




そしてまた降る、と。
こんな状態が続きます。
ヤマネコを探すどころではありません。




そんなこんなでジャングルホテル・パイヌマヤまで戻ってきました。
ここは地面が濡れてないんですよね。
不思議な天気です。



県道215号からホテルまで300mくらいの未舗装路があるので、
濡れてなくて本当にありがたい。




到着しました、
ジャングルホテル・パイヌマヤです。
こうしてみると意外と普通の建物です。
コンクリートうちっぱなしなところが、
自然に溶け込ませようとしているのを感じられるところでしょうか。


次回

この日のサイクリングはかなり雨に濡れたものの怪我無く終了です。
せっかくなので次回はホテルの紹介とトレッキングの様子などを紹介します。

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