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石垣ポタ 西表島編その7 「石垣島へ」 [ポタリングレポート]

前回は西表島の今回は、ジャングルホテル・パイヌマヤと、
パイヌマヤが催行しているトレッキングを紹介しました。

あと、「元」日本最南端の温泉跡。

今回は、パイヌマヤから大原港へ自走して、
再び石垣島へ戻ります。



時間との戦い

大原港までは約20km。
ホテルを出発したのは16:15ごろ。

フェリーの本当の最終便は17:30なのですが、運行会社は2社あります。
八重山観光と安栄観光です。
私は安栄観光の往復チケットを購入していたので、
安栄観光の最終便である17:20のフェリーに乗らなければなりません。


計算してみよう

多少アップダウンがあるとは言え、信号は最後の交差点にしかないですし、
1時間もあれば余裕で到着できるはず。

ではなぜ時間との戦いかというと、
大原港のお土産屋さんが17:00に閉店すると聞いたからです。
パイヌマヤでもお土産は買えるのですが、
お土産を背負って20km走るのは面倒です。
港で購入できれば、
そのまま輪行するだけなので都合が良い。

約20kmの距離を16:15出発で17:00までに着こうとすると、

20km x 60分 / 45分 = 26.7km/h

ですね。
あれ?
意外ときついぞ。
平地なら余裕ですが、アップダウンがある西表島です。
しかも5~6時間のトレッキング後の脚。
西表島のお土産は西表島で買いたいんだけどな。

厳しいかもしれませんが、諦めたらそこで試合終了ですから。
頑張りましょう。


出発

では出発です。



まずは県道215号までの未舗装路です。
この日も雨に濡れてなくてよかった。
直接雨に濡れるよりも、
泥の跳ね返りの方がつらいですから、
この未舗装路を濡れた状態で通行することが無くて助かりました。



空模様は相変わらずの黒い空。
予報では夕方から降りそうでしたが、
大原港まではなんとか持ちこたえそうでした。

ここで降られることが確定していたとしても、
港までは自走するしかないので変わらないですけどね。
もしかしたら、準備しておけば路線バス輪行ということも可能だったかもしれませんが、
私の輪行袋は石垣島のホテルに置いて来ています。
多少濡れても走るしかできません。




西表島の側溝は、片側が斜めになっているところが多いです。
丁度石垣・西表島旅行の直前に「クイズやさしいね」という番組で
同様の側溝が取り上げられていました。

斜めの意図は、
落ちてしまった小動物が、外にでやすいように道路と反対側が斜めになっている
とのことです。
「クイズやさしいね」のクイズは優しいものを取り上げるクイズ番組で、
確かにこの側溝も優しさに感動する構造ですね。

「クイズやさしいね」で取り上げられる内容は、
大抵の場合は
「やさしいもの」
でなんですね。
他に、自販機に描いてある住所や、
実印の工夫なんかは涙が出そうになる優しさです。

ただ、すぐにネタが尽きたのか、ほとんどが単に
「商品価値を揚げる為の工夫」
なのが残念な番組です。

番組で取り上げられたのは西表島ではありませんでしたが、
西表島の側溝も確かに優しいと思います。
順次取り替えていっているようですから、
小動物たちに優しい島作りは今なお進行中ということですね。




標識に「由布島(ゆぶじま)」という文字が見えてきました。
由布島は、砂だけで出来ている周囲2kmほどの島です。
西表島から由布島へは、水牛車に乗って渡るようです。
これは興味ありますね。
由布島も次回西表島に来たときの有力な行き先候補です。


この日の私は17:00までに大原港に着かなければならないのでどうしようもありません。
実際は17:00に閉まる店でお土産を選ぶ時間も必要なので、
16:55くらいには到着したいところ。
わき目も降らず走ります。
石垣旅行の中で最も気合を入れた時間でした。




ガソリンスタンドが見えてきたら、
大原地区の街まで帰ってきたということ。
あと少し。



西表島実質1つしかない信号に引っかかってしまいました。
急いでいるのに!
日本最南端の信号機にはかなりの割合で停められてしまっています。



お土産屋さん到着。
名前は、「じゅごん」だったかな。
サイコンではまだ17:00にはぎりぎりなっていない時間です。
中に入ってみると、なんだかのんびりした雰囲気。
とてもあと数分で閉店しそうにないです。
店員さんに聞いてみると、
「17:30に閉店です」
とのこと。

Oh・・・

急いだのに。
まあ、おかげでゆっくりお土産を選ぶことができたので良しとしましょう。



フェリー

輪行準備はさっさと終わらせて、
出発時刻を待ちます。



戻りのフェリーはこのドリーム5号。
西表島へ来たときより、ずいぶん小さいですが大丈夫ですか。
あんなに波の大きい海をこの小さなフェリーで後悔するのは少し不安。




でも大丈夫だと信じるしかありませんね。
腹をくくって乗り込みます。



往路とは比べ物にならないくらい小さな船です。

でもいざ出航してみると、思ったほど波の影響はなく、
往路よりもずいぶん快適な船旅でした。
波が小さかったのか、
船が軽い方が波の上端をつなぐ航法がやりやすいのか、
理由はよくわかりません。

もちろん、何度か煽られることもありましたが、
往路と比べると快適すぎて、少し眠ってしまうほど。




着いたどー!

ではなく、石垣市出身の大スター、具志堅用高氏の銅像です。
今はバラエティ番組に引っ張りだこの具志堅さんですが、
その根本はボクシングの偉大な世界チャンピオン。
ボクシングでもバラエティでもその才能を遺憾なく発揮されていて、
とても尊敬します。


離島フェリーターミナル

往路では全く時間がなかったフェリーターミナルを写真で紹介。



とても綺麗な構内です。



逆側にもフェリー会社の窓口が連なっています。



フェリーターミナルは外から見ても綺麗ですね。
西表島の旅は楽しかったです。
いい船旅をありがとう。



石垣島の夜


ホテルは、初日に宿泊したホテルチューリップの1ブロック隣にある、ホテルパティーナです。
こんなに近いと、道に迷わなくてありがたいですね。




自転車は、1階奥の応接ルームのようなところに置かせていただきました。
こんなおしゃれな部屋に置くと、
中華カーボンミニベロも少しおしゃれに見えます。







お祭り

この日は川平湾の象の耳という揚げ焼きパン屋さんに教えてもらった
フェリーターミナルでの花火大会の日。
疲れてはいるものの、
せっかくなので花火を見に行きます。




お祭りは、やいま石垣さんばしマーケットだそうです。



ありましたよ、象の耳。
再びいただくことにしました。
相変わらずうまい!




とここで丁度花火が始まりました。
花火を撮るのは難しくて、これが最も綺麗に撮れた写真でした。
腕を上げないといけないですね。

花火はかなりの数が上がっていました。
狙ってきていたわけでもなかったので、
不意に見えることが出来てよかったです。
像の耳の店員さん、ありがとう!

ちなみに、写っている方が像の耳の店員さん。
うまいことライトで顔が隠れているから、載せてもいいかな・・・。



近くまで行くと迫力はありますが、
花火自身の煙が目立ちます。



お祭りの中心地まで行ってみます。


奥の方まで行くと、
小さなステージの上で何かやっていました。
有名な方なのかな?

でももう、閉幕の挨拶で誰だか分からず仕舞い。
お祭りも終わったみたいで、私もホテルへ戻って眠るだけ。


西表島

以上で西表島ポタリングレポートと
ついでに、やいま石垣さんばしマーケットの様子レポートの終了です。
西表島は1日で215号を往復することもできるくらいですが、
船浮や由布島など、まだまだ行ってみたい場所が盛りだくさん。
違う季節にも来てみたいですし、
そのうちまた来ることでしょう。

まだイリオモテヤマネコにも会えてないですしね。
次回は石垣島ポタリング最終回です。

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