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北海道ポタ 札幌to留萌 その3 [ポタリングレポート]

前回の最後は厚田で昼ごはんを食べ、
再スタートを切ったところでした。

今回も北上を続けます。


今更のルート紹介

そういえば、今回のルート紹介をしていませんでした。


札幌駅から留萌市街地までの130.4km。
ちょっとショートカットで短縮したり、道を間違えて伸びたりして、
実際に走ったのも結局130kmくらいです。


トンネル

オロロンラインと言うと、
「見わたす限りの平原が広がる直線道路」
というイメージでしたが、この辺りはまだイメージ通りにはならないです。



日本海岸沿いの道をスノーシェッドが守ります。
この辺りはオロロンラインと言うより、
冬の寒さの厳しい北海道の一面を見せますね。

ここは滝の沢覆道。
スノーシェッドやロックシェッド(落石からの防御用のもの)のことを、
覆道と呼ぶんですね。




覆道のままトンネルに突入しました。
こちらは滝の沢トンネル。
全長1,242mだそうで、結構長い。




しかしそんな滝の沢トンネルを抜けるとすぐに太島内トンネルが見えます。
こちらは2,450m越え。




太島内トンネルを抜ける前から、
新赤岩トンネルが見えています。
新赤岩トンネルは約1,000m。





新赤岩トンネルを抜けると、国道231号は緩やかに右に曲がります。
そのまま山へ突入していくかのごとき勢いです。




ここを左折すると濃昼(ごきびる)地区の集落へ向かうようです。
その集落を邪魔しないように道路が山側を迂回しているのでしょう。

と思ったのはどうやら間違いで、
単にこの先の上り坂がきついからの様です。
勾配をゆるくするための、いろは坂敵な遠回りをしているだけですね、きっと。

それにしても、濃昼を「ごきびる」とは読めませんね。
走っているときは、頭の中では「のうひる」と読んでいました。
何故か音読み訓読み混在。




内陸向きに走ったかと思ったものの、
すぐに海側に戻ってきます。
上りが続いているので、海側に戻ってきたときには小高い丘のような場所にきていました。
濃昼集落を見下ろそうとしても、建築物は余り見えません。

それより、写真左上の黒い雲だか霧だかが怪しいです。
天気予報では雨が降らないと言っていましたが、
本当なのでしょうか。



海側に戻ってきたらすぐにまたトンネル。
写真の濃昼トンネルは300m弱、
その後にある尻苗トンネルはは200m強。

短いながらも、相変わらずトンネルが続いています。
しかもずっと上り坂。
気温も下がってきて、快適さからは対極の環境になってきました。


自体は悪い方へ


ああ、そしてついに雨が降り始めました。
まだポツポツと降っているだけですが、
空模様を見る限り、好転する見込みはとても薄いです。



ますます強くなってくる雨。
路面はもう完全にウェットです。
上りなのでそもそも速度は出せませんが、
滑らないように注意しなければなりません。

気温の低下に続いて、雨も加わって、
ますます寒くなってきました。
かと言って、上りで体を温めるというほどここで体力を使ってはならないと思うのです。

何せ、まだ60km地点。
本日の予定の半分も走ってないのですから。

楽しいサイクリング旅行のはずがこんなことになってしまい、
泣きたいくらいです。




そこに次のトンネルが見えてきました。
もうトンネル多すぎと思うよりも、
雨から避けられることの喜びの方が大きかったです。

このトンネルは新送毛(おくりげ)トンネル。
全長2,995mもあるこのトンネルを走る間は雨から逃げることが出来ます。

ただしこのトンネル、今回の方向ではずっと上りになるので、
これまた快適とはいえません。
しかも、トンネル内も濡れているので、
スリップに気をつけながらなのはトンネルの外と変わりません。



山々たちのおかげ

新送毛トンネルを抜けたところがこの日の最高標高到達点。
約190m地点に到着しますからまずは最大の難所を終えたということにはなるのは
気分的に少し楽になります。



最高到達点なので、しばらくは下り。
雨に濡れた路面に気をつけて、ゆっくりと下ります。
せっかく大変な思いをして上りましたが、
下りはブレーキをしながら下らなければならないなんて、
なんて効率の悪いサイクリングなのでしょう。


向かい風でかなり気は滅入っているのに、
更に雨の追い討ちがかなり精神的に苦しいです。


そう、雨が、・・・って、
雨はトンネルを抜けてから降ってないですね。
雨は600m超の濃昼岳や約450mの幌内岳を境にして、
北側への流出を堰き止められているかのようです。

路面が濡れているので、
実際は北側も雨が降ったのでしょうが、
走っていた私にはそう思えました。



下り途中に大きく左にカーブするところでは、
そのカーブの中に田んぼがあります。
こんなところで稲作をしているなんて、
思いもよりませんでした。
北海道なら、もっと広いところがいくらでもあるでしょうに。

雨が止んだので、そんなことに思いをふける余裕も生まれてきます。



ほどなくして、路面も完全に乾きました。
濃昼岳や幌内岳に感謝ですね。





浜益地区へ到着。
ここは厚田と同じくコンビニなどもあるので、一息つくことが出来ます。


次回

浜益は約70kmなので、ようやく半分を過ぎました。
あともうひと山越えなければならないのと、
雨は止んだものの向かい風が続くので気を抜けません。

次回に続きます。

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