伊江島ポタ その2

フェリーで伊江島に到着した前回の続きです
エアロコンフォート輪行袋は大きくて重いので、
サイクリングに持っていくことはできません。
なのでとりあえずすぐに宿に行って、荷物だけ預かってもらいます。
そのため、フェリーターミナルからすぐ近くの宿を選びました。

伊江島の宿は大手宿予約サイトに登録していた居場所ばかりで、
直接電話するところがほとんどです。

民宿かりゆし

フェリーターミナルから歩いてすぐのところにある、
民宿かりゆしにお世話になりました。

宿探検

荷物を預かってもらうだけの予定でしたが、
そのまま部屋まで入れていただくことができました。
まだ午前中だというのにありがたいです。



民宿かりゆしは1階は食堂になっていて、2食付きで5,400円。
あまりにも低料金でびっくりします。



基本的には和室・畳がほとんどですが、
私の部屋はベッドでした。
私はベッドの方が楽なので助かりました。



こちらは別の畳の部屋。
これはこれでいい雰囲気です。



部屋のトイレにシャワーがついているのは楽でいいです。

共用のシャワーもあるので、
部屋の湿気を気にするならそちらへ。

ちなみに、1階にはコインランドリーもあります。



窓からの眺め。
頑張れば一応海も見えるので、
海外ならオーシャンビューとして売り出せる部屋ですね。
実際は城山の方を向いていて、それはそれでいい景色。

出発

準備も整ったところで出発です。
伊江島は1周約20kmの小さな島なので、
頑張れば1時間で帰ってこれてしまいます。

でもいろいろと見どころたくさんの島なので、
寄り道しながら走りましょう。

予定コース

事前に立てた予定コースはこちら。



港は島の南側にありますから、民宿かりゆしも南側。
そこから時計回りに名所に立ち寄りながら一周します。
それでも約30kmの短い旅です。

北西部には米軍基地があるので完全な一周はできません。

スタート

まずは伊江港フェリーターミナルの前を通り抜けていきます。



沖縄っぽさもあり、現代的でもあり、
フェリーターミナルはとても素敵な建築ですね。
風景を壊すことなく便利な建築が行われるのは素晴らしいことだと思います。



この日はとても天気が良くて、
民宿かりゆしのおかみさんも
「今日は暑いから気を付けて」
と言ってくださいました。
そして日影になる場所ががほとんどありません。
なので日射病の危険があります。
気を付けなければ・・・。


写真の交差点に小さく、
「GIビーチ」と書いてある看板があり、
左側にGIビーチがあることを表しています。



ここがGIビーチの入り口。




とてもきれいなビーチです。
3人の親子が海で遊んでいました。
気持ちよさそう。



GIビーチの名前の由来は、かつて米軍用のビーチだった為のようです。

実は伊江島は戦時中、かなり激しい戦闘が展開されたらしく、
その激しさを物語る場所も至る所に存在します。
今はとても美しい島ですが、
色々と考えさせられる島でもあります。

ニャティヤ洞

GIビーチに入りたい気持ちを抑え、サイクリング再開。
もうすでに暑さにやられ始めています。



雲もあまりないので、気を付けないと危ないです。

路面はほとんどの場所できれいです。
車も少ないので自転車にとってはとても走りやすい。




GIビーチからすぐのところにニャティヤ洞があります。
海辺に小さな洞窟があるのですが、
洞窟まで降りる所の入り江がまた美しい。

海が浅いのもあるでしょうが、
底まで透き通って見えているのは感激です。



写真ではかなり明るく映ってしまいましたが、
この洞窟はもっと薄暗いです。

外ではあれだけ高かった気温も、
洞窟内はさすがにひんやりしています。
ここで少し涼んで熱中症の予防もできました。

戦時中はここに多くの島民が避難したことから、
千人洞という名前もあるそうです。




洞窟の高さは海面に近いので、
外が見える場所ではすぐそこに海があります。

避難中、ここから海を見て元気を出していたのだろうなあ、
なんて物思いにふけります。

次回

まだまだ走ります。
次回は島の西側を目指します。

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