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伊江島ポタ その4 [ポタリングレポート]

伊江島ポタリングの続きです。
前回は伊江島にある2つの空港を周遊しました。
今回はようやく伊江島の北部へ向かいます。


伊江島北部

まだ13時。
ここまでいろいろなところを見て回っていますが、
早朝から走っているのでまだまだ時間があります。
ただ、13時はちょうど気温が最も高くなるような時間。
底だけは気を付けて、
しっかり日陰で休憩を入れながらポタリングを続けましょう。


湧出

北部も西部と同様の田舎道です。
伊江島の集落は、
・港付近
・港から少し北の島中央部
・南東部
あたりに固まっていて、
それ以外はかなりまばらです。

そんな島ですから、北部もとても走りやすい。


DSC03381.JPG
そして北部の見どころ、湧出 (わじぃ) へ向かいます。
もうすでに遠くに海も見えて、
期待値が高まります。



A6_00825.JPG
湧出まであとほんの少し、
この先に見えるカーブを右に曲がると湧出です・・・が、
このカーブのなんと美しいことか。
海が綺麗、岩山が綺麗、道路の綺麗。
自転車乗りにはこれ以上ない景観です。


A6_00828.JPG
そして、ついに来ました湧出。
古くは純水が湧き出ていたことからそう呼ばれているそうで、
貴重な飲料水として活用されていたそうです。
今でも利用されているとか。

単に美しい景勝地にしか見えませんが、
生活にも欠かせない場所なんですね。
ここはあまりにも美しすぎて言葉になりませんでした。
伊江島に来たらぜひ訪れてほしい場所のナンバーワンです。

ちなみに奥まで行くと行き止まり。
ここは戻るしかありません。



次も湧出

また北部を東に向かって走ります。


DSC03586.JPG
雑草なのかサトウキビなのか微妙な緑に囲まれて走ります。
色は緑なので涼しげですが、
高い壁のようになってしまい、風が遮断されて暑い。

全体がほぼ平坦な伊江島にしては珍しい上り坂。


DSC03603.JPG
西部の草原地帯と比べると少し普通の風景になりますね。
北部は電柱があるので。
地震の多い日本ではヨーロッパほど地中化する意義は少ないのかもしれませんが、
風景を楽しむという観点だけで言えば電柱の地中化してほしいものです。

西部と比べて解放感は少し劣るものの、
懐かしい風景という観点で言えば満点です。
電柱もちょうどいい味を出していますよね。


A6_00859.JPG
湧出の展望台へ到着しました。
先ほどは湧出と同じ高さから眺めましたが、
今度は湧出を崖の上から眺めます。
上からも下からも楽しめるなんて贅沢ですね。


湧出はその海岸に広がる岩もまた興味を惹く不思議な形状をしていて、
海に沈んでいる部分と水面から顔を出している部分のコントラストに
見入ってしまいます。
満潮時や干潮時はいったいどんな顔を見せてくれるのか、
また違う顔を見たいと思わせる場所です。


ちなみに、
写真に写っている道路の奥から見たのが、
上の方に載せていたさっきの写真です。


リリーフィールド

湧出をダブルで楽しみ、すでに大満足しつつも先へ進みます。

DSC03679.JPG
田舎道に似つかわしくない、背の高い煙突がありました。
伊江村E&Cセンター。
なんだこれ、とワクワクしながら接近してみたものの、ごみ処理施設でした。

もちろん生活には不可欠なものではあるのですが、
私のワクワクの行き場はなくなりました。



A6_00889.JPG
リリーフィールド公園を発見したので、一応立ち寄ってみました。
4月末からゴールデンウィークあたりにかけて、
伊江村の花でもあるテッポウユリが咲き誇る場所。
入場料などもなく自由に入れるとのことなので、
GWに沖縄に来れたらこれはぜひ来てみたいですね。
ただGWの飛行機は取れにくい上に高いので、
来るならGWの少し前がおすすめでしょうか。
少し早めに咲いていることを願うしかありません。

リリーフィールドの中には展望台もあるので、
咲き乱れたテッポウユリを見下ろすのもよさそうです。




リリーフィールドあたりから、伊江島の東海岸と言えるでしょう。
次第に走行方向が南向きに変わっていきます。


DSC03973.JPG
また少し変わった建物を発見。
学校の体育館かなと思いましたが、
「伊江村多目的屋内運動場」だそうです。
快晴ですが逆に暑すぎて、この日は屋内で運動する方がよいでしょうね。
自転車はまだ走っている間は風が生じるのでなんとかなりがちですが、
ランニングやサッカーなどでは危険すぎる暑さ。

私もここでひと休み。



伊江島東部

東側にはゴルフ場(伊江島カントリークラブ)やハイビスカス園などもあって、
次第ににぎやかになってきます。
私はゴルフはしないのですが、
こんな景色のいい、のんびりとした島でのゴルフはさぞ気持ちよさそうです。

ハイビスカス園は入り口が分からなかったので行っていません。
湧出でかなり満足していたのと、
気温にやられて少し疲れていたので深追いもしませんでした。



A6_00921.JPG
伊江ビーチまで来ると、今度はリゾート島としての顔を見せてくれます。
綺麗な砂浜とエメラルドグリーンの海。
なぜかテトラポッドも散見しますが、

このきれいな海に入りたい!

と思わせるのに十分な美しさ。
伊江島はこの日で一周できそうですし、
翌日にダイビングできないかな・・・・


DSC04158.JPG
というわけで突然のリゾートホテル訪問。
伊江島唯一のリゾートホテル、YYY CLUB iE RESORTです。

iEは伊江のローマ字表記。
しばらく気づきませんでした・・・。
両方大文字になっていないのは、もしかしたらInternet Explorerの商標的な問題でしょうか。
YYYはいまだに意味を知りません。

リゾートホテルなら急にダイビングに申し込んでも大丈夫かも、
と思って突入してみたら、やっぱり大丈夫でした。
減圧症予防のため、ダイビングの後すぐは飛行機に乗ってはいけないのですが、
幸いにも帰宅は翌々日の朝。
飛行機を含め、標高の高い場所へ行く前に、
1本潜ったら12時間、2本潜ったら18時間空けるべきと言われています。
今回は24時間近く空くので十分ですね。



さて予約だけ行って、
どこか食事に行こうと思いましたが、
この日はお盆休みの余韻が残っていてどこもお休み。
スーパーがあったのでそこで焼きそばを買って食べました。



A6_00923.JPG
おっとその前に、伊江島のお酒を造っている、伊江島蒸留所へ。
インターネットサイトでは、平日なら工場見学もできるとのこと。
この日は金曜日だったので、早く到着できれば見学できないかと思っていましたが、
ここもお盆休暇の余韻だったのかお休みでした。
残念。
よくよく調べてみると、そもそも団体の見学だけだったようですが。


伊江島ではお米がとれないので、お酒は造れないらしいのです。
でも、サトウキビならあるじゃないかということで、
伊江島蒸留所は、サトウキビから作るラムを製造。

作れないから造らないと諦めず、
作れるもので造るという姿勢に感銘を受けます。



A6_01107.JPG
A6_01110.JPG
伊江蒸留所で作られるラムは、Ie Rum という銘で販売されています。
通販でも買えますし、
伊江島に行ったときは伊江港ターミナルでも買えるのでぜひどうぞ。
現在は、クリスタルとゴールドがあるようです。
Ie Rumの写真は、ターミナルでお店の方に言って撮らせてもらいました。


A6_01112.JPG
これはお土産用の小瓶。



次回

伊江島の北部から東部をめぐり、
民宿かりゆしの近くまで戻ってきました。

次回は伊江島ポタリング最後の締めとして、
伊江島のシンボル、「城山」に上ります。

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